- 2023/05/25 掲載
シンガポール、第1四半期GDPを上方改定 23年予測は据え置き
[シンガポール 25日 ロイター] - シンガポール貿易産業省が25日発表した第1・四半期の国内総生産(GDP)改定値は前年比0.4%増と、伸び率は速報値の0.1%から上方改定された。
季節調整済みの前期比では0.4%減。2022年第4・四半期の0.1%増からマイナスに転じた。
23年のGDP成長率予測は0.5─2.5%に据え置き、レンジの半ば付近の成長率になる可能性が高いとした。
同省のガブリエル・リム事務次官は、年内の外需見通しが弱まったと指摘。「先進国の景気減速が見込まれるほか、電子機器の市況低迷は以前の想定より深く、長期にわたる可能性が高い」と述べた。
また、サービス部門の活動が工業部門ほど輸入に依存しないことを踏まえると、中国のサービス部門が主導する回復の波及効果も弱い状況が続くと予想した。
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