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  • ドイツ銀と米シティ、英国債巡る反競争的な活動認める 3行は否定

  • 2023/05/24 掲載

ドイツ銀と米シティ、英国債巡る反競争的な活動認める 3行は否定

ロイター

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[ロンドン 24日 ロイター] - ドイツ銀行と米シティグループは、2009年から13年にかけて英国国債に関する機密情報を交換し、反競争的な活動を行っていたことを認めた。英競争・市場庁(CMA)が24日発表した。

CMAは、2行のほか英HSBC、米モルガン・スタンレー、ロイヤル・バンク・オブカナダ(RBC)が競争規則に違反したとの暫定的な判断を下した。

金融危機の直後にブルームバーグのチャットルームでこれら5社のトレーダーが情報を共有したと指摘した。英国債と英国債のアセットスワップの売買に関する価格設定などの取引戦略が含まれるという。

HSBC、モルガン・スタンレー、RBCは不正を認めていない。

CMAは声明で、次の措置と罰則を最終決定する前に各行の主張を検討するとした。競争法違反で処分を行う十分な証拠があるかどうかまだ判断を下していないと説明した。

ドイツ銀行は「制裁措置減免制度」にのっとってトレーダー間の情報共有を当局に報告したため罰金は科されない。シティもCMAと和解しており、罰金が課されても割引を受ける可能性が高い。

モルガン・スタンレーの広報担当者は、CMAの調査結果に同意できず、異議を申し立てる方針とした上で「監督当局に全面的に協力し今後もこのプロセスに関与していく」と述べた。

HSBCは不正を否定し、CMAの最終決定を待つ間、自らの主張を続けていくと表明した。

RBCはCMAの調査結果に同意できないが、調査に全面的に協力し、従業員の不正行為に関する疑惑は非常に深刻に受け止めるとした。

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