- 2023/05/24 掲載
クレディ・スイス救済、異例の取引で驚き=スタンチャートCEO
また、銀行危機は終わったものの、銀行の変革が依然として必要だと指摘した。ブルームバーグ主催のカタール経済フォーラムで語った。
銀行を巡る世界的な混乱の中、UBSは今年3月、スイス当局が介入する形で30億スイスフラン(34億ドル)規模の株式交換によりCSを買収することで合意。事業の一部撤退に伴う最大50億フランの損失も引き受けるとした。
この取引ではCSが発行した劣後債の一種「AT1債(その他Tier1債)」180億ドル相当が無価値化され、債券保有者は訴訟を起こしている。
CSの第2位株主であるカタールの政府系ファンド、カタール投資庁(QIA)のマンスール・ビン・エブラヒム・アル・マフムード最高経営責任者(CEO)は同じフォーラムで、UBSにとってCS買収は「良い取引」だったとの見解を示した。
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