テスラの自動運転機能、運転手とのやりとり巡り懸念＝米運輸長官

[ワシントン ２３日 ロイター] - ブティジェッジ米運輸長官は２３日、電気自動車（ＥＶ）大手テスラの自動運転機能「オートパイロット」について、運転手とのやり取りに関して懸念していると述べた。

米運輸省道路交通安全局（ＮＨＴＳＡ）は２０２１年８月以降、オートパイロットに関連したテスラ車の衝突事故について調査している。

ブティジェッジ長官は記者団に「技術そのものに限らず、技術と運転手とのやりとりについて懸念している」と述べ、先端の自動運転システムは運転手に利益をもたらすとした指摘した。

その上で、重要なのは自動運転システムにはまったく問題がないということではなく、自動運転システムがより良い安全性につながるということをいかに確信できるかということだと説明した。