- 2023/05/24 掲載
米債務上限巡る事務方協議、23日に再開=交渉担当者
[ワシントン 23日 ロイター] - 米連邦債務上限問題を巡るホワイトハウスと共和党との事務方レベルの協議が23日に再開されると、共和党側の交渉担当者が述べた。
双方の隔たりは依然として大きく、赤字抑制に向けて民主党側は富裕層や企業に対する増税を主張する一方、共和党側は歳出削減を求めている。
米政治ニュースサイト「パンチボール・ニュース」によると、共和党のマッカーシー下院議長は23日、共和党議員に対し、債務上限問題を巡るホワイトハウスとの合意は近づいていないと述べたという。
共和党交渉担当者のグレーブス下院議員は記者団に対し「交渉がうまくいっているとは思えない。先方は、軌道を修正し支出を減らすことを拒否している」と述べ、進展はほとんど見られていないとの認識を示した。
バイデン大統領とマッカーシー下院議長は22日、債務上限問題を巡り約1時間協議したものの合意に至らなかった。マッカーシー氏は同日、少なくとも電話で毎日バイデン氏と話すことを期待していると述べていた。
バイデン氏とマッカーシー氏が合意に達したとしても、上下両院の法案通過に1週間はかかるとみられている。
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