- 2023/05/23 掲載
独総合PMI、5月速報値は54.3 サービス業好調で1年ぶり高水準
アナリスト予想は53.5、前月の実績は54.2だった。
好不況の分かれ目となる50を4カ月連続で上回った。
サービス部門PMIは4月の56.0から57.8へ上昇し、2021年8月以来の高水準となった。
ハンブルク商業銀行のチーフエコノミスト、サイラス・デラルビア氏は「サービス部門の良好な状態は、インフレによる購買力の低下にもかかわらず個人消費が予想以上に好調なことを示している」と分析した。
「一方、製造業は中国製造業の不振に足を引っ張られそうだ」との見方を示した。
製造業PMIは42.9と4月の44.5から低下し、36カ月ぶりの低水準となった。
生産を維持するために受注残に頼る製造業が増えていることから、先行きに対する期待は後退し、見通しを示す指数は5カ月ぶりの低水準となった。
S&Pグローバルは雇用創出のペースは若干鈍るものの、全体としては堅調に推移していると指摘した。
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