- 2023/05/23 掲載
JPモルガンが新興国企業のデフォルト率見通し引き上げ、中南米を警戒
JPモルガンのアナリストチームは、ブラジルにデフォルトに陥る可能性がある企業が幾つか存在し、中南米の社債発行体はさまざまな試練に直面していると指摘。「ブラジルでは既に4件のデフォルトが発生しており、年内に増加すると見込まれる」と述べた。
今年になってブラジルの小売り大手ロジャス・アメリカナスが破産を申請、ノンバンクのMexarrendは自国通貨建てとドル建ての債務の支払いを期限までに実行できなかった。
JPモルガンによると、こうした事態を受けて中南米では企業の資金調達が難しくなったという。
アジア新興国企業のデフォルト率見通しは4.1%に据え置かれた。
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