- 2023/05/23 掲載
中国事業に悲観的な英企業が過去最多、地政学的緊張を懸念=調査
同会議所は地政学的緊張の高まりなどでビジネスの見通しが曇っていると指摘。ジュリアン・マコーマック会頭は記者団に対し、「英国企業は中国への投資を望んでいるが、一定の不透明感がある。7割の企業は中国市場に対する長期的なコミットメントは時期尚早と答えている」と語った。
製薬大手アストラゼネカ、エネルギー大手BP、高級車ジャガー・ランドローバー、石油大手シェルなどが同会議所会員に名を連ねている。
同会議所は中国当局に対し、データセキュリティーと税制を中心とする新規制の実施方針をより明確にするよう呼びかけ。また、マコーマック氏は中国当局が最近行った外資系コンサルタント会社捜査に関する質問に対し、「企業運営に関して境界線がどこにあるのか明確でないことが起きると不確実性が生じる」と述べた。
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