- 2023/05/18 掲載
ソニーG、金融子会社の上場検討=2~3年後の分離目指す
ソニーグループ(G)は18日、金融子会社ソニーフィナンシャルグループ(FG)の株式上場に向けた検討を始めたと発表した。2~3年後の分離を念頭に置き、上場後も引き続き同社株式の20%弱を保有する方針。半導体分野などに経営資源を集中させ、グループの持続的な成長を目指す。
ソニーGの十時裕樹社長は同日、東京都内で開いた経営方針説明会で、「社名、ブランド、グループ内での位置付けを変えることなく上場し、独自の資金調達の能力を備えて中長期でのさらなる成長を目指す」と話した。
分離・上場に当たっては、一定の要件を満たせば分離後も株式の一部を持ちつつ税制優遇が受けられる「パーシャルスピンオフ税制」を活用する考え。今年度末にかけて詳細を検討する。
【時事通信社】 〔写真説明〕経営方針説明会で報道陣の質問に答えるソニーグループの十時裕樹社長(左)と吉田憲一郎会長=18日午前、東京都港区 〔写真説明〕経営方針説明会に臨むソニーグループの十時裕樹社長=18日午前、東京都港区
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