［１６日　ロイター］ - 米グーグル傘下の動画投稿サイト、ユーチューブのスーザン・ウォジスキ最高経営責任者（ＣＥＯ）が１６日、同サイトへの投稿で退任する意向を表明した。

ウォジスキ氏（５４）は約２５年前にグーグルが創業した際の従業員の１人。グーグルの広告担当シニアバイスプレジデントを務め、１４年にユーチューブのＣＥＯに就任した。

だがユーチューブの広告収入は２四半期連続で減少しており、動画投稿アプリのＴｉｋＴｏｋ（ティックトック）や動画配信サービスのネットフリックスなどとの厳しい競争に直面している。

ウォジスキ氏は今後、「家族、健康、個人的プロジェクト」に重点を置くと投稿。グーグルの親会社であるアルファベットの助言役を引き受ける方針だと説明した。

ウォジスキ氏の後任には、ユーチューブの最高プロダクト責任者を務めるニール・モーハン氏が就任する。