ネットマークスをユニアデックスに合併統合、2014年3月1日付け

　日本ユニシスでは、ICTサービスプロバイダーが「サーバ」「ネットワーク」「デバイス」などを統合的に取り扱い、企画・構築から運用・保守までトータルにサービスすることを求められていると判断。

　SI（システムインテグレーション）に強いユニアデックスと、NI（ネットワークインテグレーション）に強いネットマークスを統合することで総合力向上を図る。

　また、両社の技術を融合し、新たなソリューションサービスを創出するという。具体的には、複数のクラウドサービス利用を支援する「クラウドフェデレーションサービス」や「クラウド対応運用サービス」など、クラウド分野を中心としたサービスを強化する。

　さらに現ユニアデックス/ネットマークスの全国保守網＋ネットマークスのアジア拠点＋米国ユニシスコーポレーションのワールドワイド拠点をベースとした、日米欧亜全世界均一のサービス網を確立していく考え。

　新生ユニアデックスは、社員数約3200名、国内180拠点、提携先を含めて130カ国以上の海外拠点を持つ企業となる。売上高は約1,300億円規模で、富士ソフト（1,380億円）などと並ぶ規模になる。