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サイバネットシステムは、サイバネットクラウドで提供しているマルチデバイス対応のIT資産管理/MDM「PC&モバイル管理サービス」に、オプションサービス「セルフリモートワイプ」を追加し、販売開始した。
同社では、スマートデバイスのリモートワイプ(遠隔操作によるデータ消去)/ロック(遠隔操作による端末操作の無効化)の機能を備えた「PC&モバイル管理サービス」を提供しているが、このサービスはIT管理者による操作が必要なため、業務時間外や深夜、休日などのIT管理者不在時には、即座に対応することが困難だった。今回オプションに追加された「セルフリモートワイプ」サービスは、スマートデバイスの盗難・紛失時に、ユーザー自身が専用番号に電話をかけ、ユーザーIDとパスワードを入力することで、スマートデバイス内のデータが消去され、工場出荷時の状態に戻ると同時に、通信回線を停止することが可能だ。なお、回線停止はSoftBankおよびauのスマートデバイスにのみ対応する。
リモートワイプが実行された場合は、実行結果を利用者の上長やIT管理者(セキュリティ担当者)など、あらかじめ登録された管理者にメールで通知する。この通知履歴は、プライバシーマーク取得企業においては、監査の証跡として利用可能だ。本サービスは、エス・アンド・アイが提供する「sactto!リモートワイプ」を利用している。「PC&モバイル管理サービス」の契約者は、スマートデバイス登録情報を一括でオプションサービス「セルフリモートワイプ」に登録可能だ。
本オプションサービスは 「PC&モバイル管理サービス」申し込み企業のみ利用可能で、1デバイスあたりの月額料金300円(税別)、企業専用番号オプション8,000円(税別)となっている。
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