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村田製作所は12日、中国の深圳村田科技有限公司と滋賀県の野洲事業所にメガソーラーシステムを設置することを発表した。
村田製作所は、中国の深圳村田科技有限公司と滋賀県の野洲事業所にメガソーラーシステムを設置し、国内外の事業所で再生可能エネルギーの普及と地域の電力不足解消に寄与していくと発表した。
【深圳村田科技有限公司 メガソーラーシステム概要】
昨今、中国では急激な経済成長による慢性的な電力不足が生じており、とくに夏場における電力不足は深刻な状況だ。また、CO2排出規制などをはじめとする各種の環境対策の国策により、企業に対する省エネルギー、環境負荷低減へのニーズはますます高まっているという。
こうした状況下で、生産の拡大を計画している深圳村田科技有限公司では、中国で事業を行う企業として社会的責任を積極的に果たすため、メガソーラーシステムを設置し、再生可能エネルギーの普及と地域の電力不足解消に貢献する。同システムの総出力は約1MWで、使用モジュール枚数は約3,900枚、年間発電電力量は推定985MWh/年となる。
【野洲事業所 メガソーラーシステム概要】
同社では、従来より、温暖化防止施策の一環として再生可能エネルギーの導入を検討してきた。そうしたなか、東日本大震災に伴う原発稼働停止と全国的な節電要請により、再生可能エネルギーの活用が重要な課題となり、行政による各種の規制緩和や普及促進策が整備され、システム導入の環境が整ってきた。そこで、節電の要請がとくに高い関西地域において、滋賀県野洲事業所にメガソーラーシステムの設置を行うことにしたという。
同システムは一般家庭200世帯分以上の年間電力量を発電することができる。また、地元自治体と協力して小・中学校の環境学習などにも役立てていく予定。総出力は約1MW、使用モジュール枚数は約3,900枚、年間発電電力量は推定で914MWh/年となる。
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