NTTデータ、シンクライアントクラウドサービスをAPAC地域の日系企業に展開

　NTTデータは、7月より、APAC地域に向けて、オフィス環境のクラウドサービス「BizXaaS Office」を提供開始した。マレーシア現地子会社であるNTT DATA Malaysiaが販売拠点となり、「BizXaaS Office」の、デスクトップ機能を取り込んだオフィス向けソリューションを提供する。マレーシア国内では「V-Office Powered by BIZXAAS Office」として提供される。

　ターゲットは、APAC地域の中でも特に日系企業の進出が進んでいる東南アジア、インドに拠点を持つ日系企業。今後は、同地域に拠点を持つ欧米系グローバル企業、現地企業等にも広げていく方針だ。提供サービスは、今回提供を開始するデスクトップサービスを皮切りに、NTTデータグループの各種業務パッケージのクラウドでの提供など順次拡大していく予定で、3年で50億円の売り上げを目指す。