- 2012/07/05 掲載
日立製作所、サイズを柔軟に決められるコンテナ型データセンター「フレキシブルデザインコンテナ」を発売
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日立システムズが従来提供している小規模で可搬性のあるコンテナ型データセンターに加え、今回新たに、現地でコンテナを組み立てることで、より大規模なニーズに対応できるサービスを実現した。
通常のコンテナ型データセンターは、コンテナのままで輸送できる特長がある一方、コンテナサイズに制約があるため、保守スペースの確保や、IT機器の高集積化、冷却効率の最適化が課題となることが多い。
今回提供される「フレキシブルデザインコンテナ」は、システムの規模・構成に応じてコンテナのサイズを柔軟に決めることができるため、設備の稼働効率を高めつつ、十分な保守スペースを確保するなど、顧客ニーズに対応したデータセンターを、短期間で構築できるという。
本格的な販売開始に先立ち、独立行政法人 情報通信研究機構(NICT)の情報通信技術の研究開発や新たなクラウドサービス、システムの研究開発、実証を行うためのクラウド基盤用のコンテナ型データセンターとして先行的に採用。約2.5カ月という短期間で構築し、4月から順次稼働を開始しているという。
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