- 2012/04/13 掲載
イエローハット、シマンテックのクラウド型メールセキュリティSymantec.cloudサービスを採用
自動車用品販売大手のイエローハットでは、グループ会社等含めると約1000ユーザー分を北海道札幌市にある情報システムから常時管理している。従来はスパム対策にアプライアンス製品を利用し、スパムフィルタの設定とメンテナンスを行っていたが、従業員の中には一日当たり最大10件以上のスパムメールがフィルタを回避するなど、情報システム部門の業務負荷の軽減が課題になっていたという。同社ではハードウェア保守期間更新のタイミングで製品の入れ替えを検討し、「Symantec MessageLabs Email Security.cloud」を2011年4月1 日に導入した。また、同社初のクラウドサービスの導入に合わせ、Webセキュリティ対策ソリューションについても、オンプレミス製品からクラウドの「Symantec MessageLabs Web Security.cloud」に入れ替えた。
導入により、イエローハットは過去1年間のスパムメールの受信件数が実質0件になった他、情報システム部門の管理負荷の軽減を実現。また、2012年1月には、当時静岡県にあったメールサーバを現在の北海道へ移送するため、サーバをネットワークから遮断し、メールを送受信できない状況が2日間続いたが、移転後、シマンテック ドット クラウドに標準装備されているリトライ機能(配送できないメールを最大7日間まで保留して再配送する機能)によって、その間に保留されたメールを受信、復旧したという。
関連コンテンツ
PR
PR
PR