ファミリーマートが高齢者に対するサービス事業に本格参入、宅配弁当会社シニアライフクリエイトを子会社化

　ファミリーマートは、ベーシック・キャピタル・マネジメント株式会社が投資助言を行う株式会社みのり（ファンド）、およびその他の株主が保有する株式会社シニアライフクリエイト（高齢者専門宅配弁当「宅配クック ワン・ツゥ・スリー」 フランチャイズ本部の運営等を展開、以下同社）の株式（81.6％）を譲り受けることを決議し、あわせて株式譲受に関する契約を締結した。

　ファミリーマートは、今回同社の株式を譲受（子会社化）することで、高齢者に対するサービス事業に本格的に参入する。同社が有する全国で300を超える加盟者の宅配チャネル、ホスピタリティに支えられた顧客基盤、宅配フランチャイズノウハウ、高齢者向け商品の開発力などの経営資源の有効活用で、ファミリーマートのビジネス領域のさらなる拡大を図る方針だ。

　将来的には双方の加盟者が連携し、コンビニエンスストアの商材を宅配で取り扱うことも可能であり、本事業を高齢者のみならず地域に根ざした宅配サービス事業へと発展させる方針が発表されている。