デンソーウェーブ、50ｍ先のQRコードを読み取り可能なハンディターミナル「BHT-605QLWB」発表

　デンソーウェーブは、倉庫・物流現場において使用されるバーコード、2次元コードの読み取りに対応したハンディターミナル「BHT-605QLWB」を発表した。

　「BHT-605QLWB」は、20cmの近距離（コード：QRコード、セルサイズ：0．25mm、桁数：34桁の場合）から、50m離れた遠距離（コード：QRコード、セルサイズ：20mm、桁数：34桁の場合）までのQRコードを読み取ることができるハンディターミナル。パレット単位で入出庫管理を行う場合は、フォークリフトのオペレータが操縦席から直接バーコードや2次元コードをスキャンすることができるほか、商品の棚卸し時などに高所に保管している商品のコードをスキャンする場合も商品を移動させることがないなど、倉庫・物流などでの作業改善に貢献する。

　2012年春から受注開始し、同年夏より出荷。本体のメーカ希望小売価格はオープン価格で、国内で年間5千台を販売する計画となっている。