大垣共立銀行と損保ジャパン、海外進出企業支援などで業務提携

　大垣共立銀行は、損害保険ジャパンと海外進出企業支援に関する業務提携を行った。海外で事業展開している、または展開を検討している取引先の支援体制を強化する。

　大垣共立銀行では、2011年3月のバンコック銀行（タイ）との業務提携のほか、2011年11月にはバンコック駐在員事務所を開設、また現在はホーチミン（ベトナム）駐在員事務所の開設に向けた手続きを進めているなど、進出ニーズの高まりをみせる東南アジア地域における取引先の支援体制を強化している。今回、同地域で積極的な業務展開を行っている損害保険ジャパンと業務提携することで、その体制を拡充する方針だ。

　この海外進出支援業務における損害保険ジャパンの業務提携は、大垣共立銀行が全国の金融機関で初となる。なお、今回の提携には、海外現地情報等の提供やコンサルタントの紹介などのほかに、医療に関する情報・サービスの提供も盛り込まれている。