- 2011/10/26 掲載
三菱重工業、中国・蘇寧電器と合弁会社設立 家庭用エアコン販売強化へ
同社は、中国における家庭用エアコン販売強化の具体策として、家電量販首位の蘇寧電器と販売提携を行った。量販店向け取引は今後、蘇寧電器との戦略的提携関係を強化し、短期間でシェア拡大を狙うとともに、量販店を介さない小売販売店取引網の拡大・育成も並行して進めていくことで中国市場における地位を確立していく方針だ。なお、三菱重工業は1994年に設立した合弁会社の「三菱重工金羚空調器有限公司」(広東省江門市)を通じ、中国国内向けに家庭用エアコンを製造・販売してきたが、販売・アフターサービス機能の一部をMHIRSへ委託する。
MHIRSの資本金は3,200万元(約3.9億円)で、出資比率は三菱重工業85%、蘇寧電器15%。董事長には三菱重工業の有原正彦冷熱事業本部長、副董事長には蘇寧電器の王哲副総裁がそれぞれ就任(兼任)する。総経理には、三菱重工業の中国における冷熱事業統括会社「三菱重工空調系統(上海)有限公司(MHIAS)」の羅小民総経理が兼任する。
新会社の営業開始は2012年1月1日の予定となっている。
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