- 2011/09/26 掲載
キヤノンとオラクルがグローバル協業、第1弾はイメージングとERP連携 ドキュメント管理をシステム化
協業の第一弾として、キヤノンITSがキヤノンのイメージング技術と「Oracle Database」、「Oracle WebLogic Server」、「Oracle SOA Suite」、「Oracle WebCenter」などのオラクルのソフトウエア技術を組み合わせ、「SOAベースのイメージングプラットフォーム」を開発・製品化、これをグローバルに展開していく。
これにより、キヤノンの複合機「imageRUNNER ADVANCE」などのオフィス向けイメージング機器と、ERPなどのIT業務システムを連携させ、イメージング処理やドキュメント処理を含めた業務の効率化を実現する。
これまで属人的に管理されがちだった契約書や外部証憑などのドキュメント管理を、同製品の内部アダプタとして搭載された「OCR処理を伴う紙文書のスキャニング機能」「PDFの結合・分割機能」「帳票の自動生成機能」などで効率的にシステム化し、ビジネスプロセス全体の標準化、可視化を可能にするという。
本ソリューションは、日本ではキヤノンITSが2012年1月より、米州では「Canon Information and Imaging Solutions, Inc.」が2012年上半期より提供し、それ以外の地域での展開についても順次進めていく考え。
さらにキヤノンは、複合機「imageRUNNER ADVANCE」のアプリケーションプラットフォーム「MEAP」の開発・実行環境としてオラクルの「Java」を採用しているが、これの改善を両社で推進する。さらに、キヤノンのオフィス向けクラウドサービス基盤「Canon Business Imaging Online」の要素技術開発においても、オラクルのミドルウエア技術をベースとした共同開発を行っていくという。
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