- 2011/07/29 掲載
Windows AzureでJavaやCOBOLが実行可能に、富士通がミドルウェアを提供
従来、Azureで展開するアプリケーションは、開発言語としてVisual C#やVisual Basic .NETを用いるのが一般的で、JavaとCOBOLは対応していなかった。そのため、基幹システムをAzure上で稼働させるのが難しかったが、 今回発表の製品群により、オンプレミスで構築されていたエンタープライズの基幹システムをAzure上で実行できるようになるという。
今回新たに提供されるのは、Azure上でJavaの実行環境を提供する「Interstage Application Server V1 powered by Windows Azure」、COBOLの実行環境を提供する「NetCOBOL 運用パッケージ V1 powered by Windows Azure」、オンプレミス上とAzure上のジョブを連携する「Systemwalker Operation Manager V1 powered by Windows Azure」、Azure上のアプリケーションから帳票出力を行える「Interstage List Creator V1 powered by Windows Azure」の4製品。さらに、マルチプラットフォームを一元監視する対象にAzureを加えた「Sytemwalker Centric Manager V13.5」、データ連携をプログラムレスで実現する「Interstage Information Integrator V10.2」の機能強化が行われた。
また、これらの製品は、マイクロソフトが展開する「Windows Azure Marketplace」からも販売し、グローバルにビジネスを拡大していく考え。富士通によればミドルウェアを同マーケットで販売するのは世界でも初めてだという。
価格と出荷時期は下記の通り。

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