オーストラリア全土に光ブロードバンド網を展開するための政府設立企業であるNBN（National Broadband Network）は、新興住宅に光ブロードバンド網を敷設する、新規プロジェクトのパートナーとして富士通を選定したと発表した。

　富士通オーストラリアは、13万3000箇所の建物敷地内へ光ブロードバンド網を接続するためのネットワーク設計と工事を一括提供するマネージドサービスを行い、工事はパートナーであるServiceStream社が行う。

　NBNは昨年の10月に提案募集を開始。建設計画や住宅需要に応じて工事が行われるため、敷設を完了するには3年間かかる予定だという。

　本契約の初期受注額は、12ヶ月間で1億豪ドル（約86億円）以上になると見込んでいるという。