フィードパス、ヤフーの完全子会社へ　まずは85％の株式を取得

　ヤフーは28日、フィードパスの株式85％超を既存株主より取得してフィードパスの筆頭株主となった。5月中旬までには全株式を取得する。

　フィードパスは2007年より中小企業向けのクラウド事業を中心に、グループウェアやWebメールなど、ビジネスアプリケーションのサービス企画から開発、運用を手がけてきた。今回の買収に伴い、フィードパスのクラウドビジネスの経験やノウハウをもとに、Yahoo! JAPANのサービス開発に活かしていくという。

　なお、現在の経営陣に大幅な入れ替えはなく、現代表取締役社長CEOの津幡 靖久氏と取締役 兼 CTOの後藤 康成氏が継続してフィードパスの経営を執行していくという。ただし、両社のシナジーを早期に実現するため、フィードパスはYahoo! JAPANのオフィス内（ミッドタウン・タワー）に移転する予定。