- 2011/03/07 掲載
日立製作所、HDD事業を譲渡 43億ドルでウエスタンデジタルへ
これにより日立はWDの発行済み総数の約10%を保有することになるため、日立から2名がWDの取締役として就任するという。
近年、HDD業界は寡占化が進んでおり、2009年には富士通が東芝にHDD事業を売却している。同業界はWDとSeagateが出荷台数首位を競っているが、HGSTはこれに続く3位。今回の譲渡が実現すれば、WDがHDDの出荷台数で一歩リードすることになる。
また、日立はインフラ事業やIS事業などに注力しており、HDD事業は中枢から外れた事業と位置付けていたため、事業資源の集中が図れるものとみられる。
関連コンテンツ
PR
PR
PR