NEC、台湾のナポリピザにデジタルサイネージ導入

　ナポリピザは、まず3店舗に同システムを導入。店舗入口にカメラ付ディスプレイを設置する。ディスプレイに表示された映像から顧客の年齢層や性別等の属性を分析したり、ディスプレイからの距離や滞留時間等による興味の度合いを収集し、より良いメニューの提案やサービスを提供する。今後も順次、台湾にある82店舗に導入していくとしている。

　ナポリピザは総合商社「三商企業グループ」の一社で、三商企業グループはナポリピザの他に百貨店、飲食店、居酒屋等17社を保有している。ナポリピザは、台湾政府が2006年より推進している流通業電子ストア実証実験計画の対象企業に選定されており、これでまに電子チャージや電子ポイントといった先進的な取組みをしてきた。今回、同システムを導入したのは、このプロジェクトの一環だという。