- 2010/10/28 掲載
日本電産がソフトバンクのネットワークやITサービスを一括導入、クラウドやiPhone利用も
同社はIT中期計画の一環として、グループ全体のITインフラ環境を見直し、コスト削減を含めた戦略的なIT投資を実行する「日本電産グループ IT/インフラリニューアルプロジェクト」を発足させており、ソフトバンクテレコムが実施した「ICT診断」をもとに全体最適化を実現する提案を採用した。
今回の締結により、日本電産は、ソフトバンクテレコムのIT関連サービスを利用し、IT/インフラ環境のライフサイクルコスト削減と、iPhoneの導入などに代表される新たな戦略的IT投資を行い、グループシナジー効果を最大限に発揮したグローバルネットワーク環境の増強を図っていくという。
今回の基本合意に伴い、日本電産では大きく3つの分野のサービス導入を行う。1つめは、国内・国際データネットワーク基盤をソフトバンクテレコムが提供するサービスに変更する。
2つめは音声ネットワーク基盤。固定電話・携帯電話・データ通信カードをソフトバンクテレコムが提供するサービスに変更するとともに、iPhoneやiPadを導入する。
3つめはコミュニケーション基盤。公開Webサーバ、メールサーバ・ファイル共有サーバを集約化のうえソフトバンクテレコムが提供する「ホワイトクラウド」に変更し、運用管理の合理化・セキュリティ向上など、全体最適を行っていく。
これらのサービスは2010年10月以降、順次提供される。
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