IIJ、iPadなどのモバイル端末をビジネス分野で活用するためのクラウドソリューション「IIJ GIOスマートモバイルソリューション」を発表

　インターネットイニシアティブ（以下、IIJ）は、iPadなどの高機能モバイル端末を、企業の業務システム端末として安心かつ安全に利用するための新たなサービスメニューを揃え、「IIJ GIOスマートモバイルソリューション」として2010年11月1日より提供開始することを発表した。

　同ソリューションは、iPadやスマートフォンなど操作性に優れた最新のモバイル端末をビジネスの現場で活用したいというニーズに応えるもの。IIJが法人向けモバイル通信サービス「IIJモバイル」で培った運用技術と「IIJ GIO(ジオ)」のクラウドサービス基盤を活用して実現したという。

　同ソリューションの提供にあたり、IIJはAppleと販売代理店契約を締結した。これにより、iPadなどの端末から、モバイル通信環境、業務利用に必須となる端末のセキュリティ管理や社内ネットワークへの接続制御、さらに業務アプリケーションのSaaS利用環境までをワンストップで提供するという。

　具体的には、遠隔操作でセキュリティ対策や端末管理をSaaSで利用できる「Smart Mobile Manager」や、3G通信モジュールを内蔵した「モバイルWiFiルータ」、オフィスのWindows PCで利用している業務アプリケーションをそのままiPadで利用するためのクラウドサービス「Mobile Application Gateway」などを提供する。