NEC、UTMアプライアンス「UNIVERGE UnifiedWall」に70万円を切る新モデル

　NECは17日、要件に合わせてセキュリティ機能を拡張できる統合脅威管理（UTM）アプライアンスの新モデル「UNIVERGE UnifiedWall（ユニバージュ ユニファイドウォール） 100/1100/2100/4100」を発売すると発表した。

　UNIVERGE UnifiedWallは、チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズが提供するソフトウェアをNECのハードウェアに組み込んだアプライアンス製品。ファイアウォール、ウイルス対策、URLフィルタリングなどUTM製品としての機能を備えている。

　今回発表した新モデルでは、チェック・ポイントの最新ソフトウェア「Check Point R71」を搭載。セキュリティ機能を拡張できるようにしたほか、ファイアウォールの処理性能を従来機種と比べて最大で2.5倍向上させたという。

　価格は、スループット2.5Gbpsの1100が162万円（税抜）、同3Gbpsの2100が288万円（税抜）、同4.5Gbpsの4100が429万円（税抜）。

　また、今回から新たに中小規模オフィス向けの「UNIVERGE UnifiedWall 100」を追加。スループットは0.8Gbpsで、価格は69万円（税抜）。本モデルのみ、11月15日より提供する。