- 2010/07/13 掲載
米マイクロソフト、富士通やデル、HPらとクラウドアプライアンス「Windows Azure platform appliance」提供を発表

スティーブ・バルマー氏
(写真はWPC2010で講演したときのもの)
Windows Azure platform applianceは、マイクロソフトが指定するハードウェアに、Windows AzureとMicrosoft SQL Azureを搭載し、オンデマンドにITを提供したり、より高速にアプリケーションを動作させるもの、としている。これらは、コードネーム「Dallas」と呼ばれるデスクトップ、クラウド、モバイルを一体化した新しい開発環境をサポートするという。
また、同日富士通とマイクロソフト日本法人は協業推進を発表。富士通が持つデータセンターにてマイクロソフトの「Windows Azure platform」環境を構築。同基盤をもとに、富士通独自のクラウドサービスを提供していく。マイクロソフトは、アジアではシンガポールと香港、中国にAzureのデータセンターを持つものの、日本国内にはデータセンターがなかった。今回の協業を通して、富士通の館林システムセンターに拠点を持ち、富士通ブランドで展開する形になるとみられる。富士通では今後、Windows Azure platform向け技術者を5000名以上育成していく方針。
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