- 2010/06/24 掲載
日立情報システムズ、最大1000拠点の接続ができるクローズドIP網構築サービスを追加
「NETFORWARD/BB」はADSLやFTTHなどを用いたネットワーク構築サービス。同サービスでは、インターネットVPNよりも安定かつ高セキュリティな通信を求める企業を対象に、アクセス回線にフレッツサービスを利用しつつ、クローズドIP網(閉域網)の利用が可能な「クローズドタイプ」を提供していた。しかし、従来提供していたタイプは通信性能確保のため100拠点までの接続が上限があった。
今回発売する「クローズドタイプ・ハイパー」では、「NETFORWARD/BB」のバックボーン内に最大1000のフレッツ回線が収容可能な利用企業専用のアクセスコントローラ(以下、AC)を東京、大阪、福岡から選択して設置。
アクセス回線のフレッツサービスは、NTT東日本/NTT西日本によらず設置したACに接続できるため、これまで東西別々に構築が必要であったクローズドIP網を一本化することができ、構築や運用コストと管理負担を軽減できるという。
また、ACを介することにより通信キャリア各社の回線サービスとの接続も可能となり、専用線サービスとブロードバンド系サービスの組み合わせやマルチキャリアによる信頼性を考慮したネットワークを構築することも可能。
日立情報では、「NETFORWARD/BB」の「クローズドタイプ・ハイパー」を大手流通業や飲食業など全国に多拠点を展開する企業を中心に拡販を進め、2013年度までに売上高10億円を目指す。

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