米グーグル、Officeファイルとオンラインサービスの連携行う米DocVerseを買収、MSとの競争激化

　DocVerseのサービスでは、ローカル上のMicrosoft Officeにプラグインをインストールすることで、インターネット上へのファイルアップやリアルタイム共有、複数ユーザーによるグループ編集が利用できる。

　Googleでは同社の買収により、WordやExcelといった既存のローカルアプリケーションを、Google DocsやGoogle Appsなど同社が展開するWebサービスに結びつけていく。DocVerseは買収後、Google Appsのチームに所属することになるという。

　マイクロソフトは次期のOffice 2010でクラウド対応強化をうたっており、ブラウザ経由でのOfficeファイルの閲覧、編集が可能になる。Googleは、DocVerse買収でこうした動きに対抗し、既存のOfficeユーザー向けにローカルとWebサービスとの連携を訴えていくものとみられる。