今回、JBグループと日本HP、マイクロソフトの3社が発表した協業では、JBグループが、日本HPとマイクロソフトの製品をプラットフォームとして採用し販売する新しいソリューションメニューを、3社で協力して開発するとともに、共同でマーケティング活動を推進していくというもの。

　JBグループが手がけるのは以下の3分野。

1.コラボレーションプラットフォーム

「Office SharePoint Server 2007」および「Forefront Security for SharePoint」と、JBグループのアドインワークフローパッケージ「PetitWorkflow Standard Edition」を組み合わせ、「Exchange Server 2010」および「Forefront Security for Exchange Server」とも連動したソリューションメニューを開発・提供する。

2.サーバー仮想化ソリューション

マイクロソフトの仮想化基盤「Windows Server 2008 R2 Hyper-V」と統合管理ツール「System Center」を活用し、日本HPのサーバープラットフォームである「HP BladeSystem」および「HP ProLiantサーバー」、ストレージシステム「HP StorageWorks」を統合する。

3.効率化ソリューション

「Windows 7」および「Forefront Client Security」と、日本HPのPC製品ラインナップを活用するソリューション。また、仮想化ソリューションである「Application Virtualization （App-V）」および「Enterprise Desktop Virtualization （MED-V）」を用いるため、現地環境において検証を行うソリューションメニューを開発し提供する。

　本ソリューションの販売を担当するJBグループでは、本協業により、JBグループの既存の顧客とともに新規の顧客にも積極的にアプローチし、今後1年間にソフトウェアのライセンスを10億円、ソリューションビジネスを7億円の計17億円の売り上げを目指すとともに、3年以内に計30億円規模の売り上げの達成を目指すという。