- 2009/11/04 掲載
自動車大手のボルボ、富士通からPC2万台とサーバ1,000台を調達
複数のベンダーが参加したコンペティションで、サービスデスクとIT運用の2つの業務において独占的なパートナーに選ばれたという。
本契約により、ボルボのIT部門のうち、約25名は富士通に転籍し、スウェーデンのヨーテボリとベルギーのヘントにある富士通のオフィスに勤務することとなる。それに加え、富士通はヨーテボリ、ストックホルムとロシアにある富士通のオフィスやオペレーションセンターにて、約60名のIT要員を新たに配置しサービスを提供する。
また、この契約には「サービスインテグレーター」という新しいサービスが含まれる。このサービスは、ボルボ社内に対して、包括的なITサービスが提供できるよう、プロセスを確立するというもの。ボルボ内からのすべてのIT要件に対応できるよう、効果的なプロセスを構築していくという。
スウェーデンFujitsu ServicesのManaging Director、Petri Imberg氏は「富士通には、このようなサービスインテグレーターを構築できる、『Sense and Response』という、確立した現場改善型モデルがあります」と同社の強みを強調している。
なお、ボルボ・カーズは、親会社のフォードの経営悪化により、中国企業への売却が模索されている。
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