NTTドコモ、来夏FOMAと内線電話機で内線通話ができるFMCサービスを開始

　NTTドコモは24日、全国のFOMAエリア内で、FOMAとオフィスの内線電話機との間で内線通話が可能となる「全国型内線サービス（仮称）」を、2009年夏（予定）より提供すると発表した。

　FOMAエリア内であれば、社外であっても内線番号で社内の内線電話機との通話が可能になり、通話を受けた携帯電話は内線の番号で受信できる。

　同サービスを利用するにあたって、利用企業のPBXをドコモ網に接続する必要があるが、その場合にもドコモがPBX機能を提供することで、サービスを利用できるという。

　本サービスにより、定額料金でFOMAとオフィスの内線電話機との通話、FOMAとFOMAとの通話が可能になる。

　なお、FMCソリューションとして、12月15日にはソフトバンクモバイルとソフトバンクテレコムが同様のサービス「ホワイトオフィス」を2009年3月末に提供を開始する予定のほか、KDDIが「KDDIビジネスコールダイレクト」を2009年の春に提供を開始する予定。