NECネクサソリューションズ、利用者へのサービス・業務効率向上　新図書館システムを販売

　NECネクサソリューションズは、全国市町村図書館で導入実績を持つ「LiCS-R III」の基本機能を継承し、セキュリティや、先進技術への対応など、機能強化を図った新図書館システム「LiCS-Re」の販売を開始した。

　「LiCS-Re」は、貸出、返却、蔵書管理など、図書館業務を総合的にサポートする図書館システムで、特に利用者へのサービス向上、セキュリティ、業務効率の向上について機能強化がされている。

　利用者へのサービス向上の点では、貸出状況の確認、新刊・新着案内などをインターネットやモバイル端末から利用者本人が検索することはもちろん、登録した利用者に対し、図書館側からメールマガジンなどを使って積極的に情報提供することも可能。また、ICタグシステムとの連携により、貸出・返却や棚への仕分け作業など、従来図書館員が人手で行ってきた作業を軽減する。さらに、LiCS-Reはユーザー認証や権限設定、操作ログなどの採取などの機能により、セキュリティを強化している。