アビームと日本オラクル、最大90%削減が可能なSaaS型コンタクトセンターソリューション提供へ

　現在、多くの企業では顧客志向を重視しており、企業内に顧客と電話対応する部署を設けている。両社がこの度発表したソリューションは、アビームが本年10月より提供している「SaaS型バーチャルコンタクトセンター構築支援サービス」に、オラクルのSaaS型CRMアプリケーション「Oracle CRM OnDemand」を組み合わせたもの。

　同サービスは、在宅コンタクトセンターにも対応。複数の企業内コンタクトセンターあるいは在宅コンタクトセンターを仮想的に統合し、かつ業務量の変化に対して、柔軟に提供席数を変更できる。柔軟な席数変更により、従来固定費化していたコンタクトセンター運営費の変動費化を可能にする。　アビーム コンサルティングの調査によると、同サービスの導入により、従来ケースと比較し、最大で90%のコスト削減が可能なケースもあるという。