- 2008/12/16 掲載
総務省、ICチップ搭載の新型住基カードを発行
住基カードにはこれまで、券面に氏名などが記載されていたものの、ICチップ内には、11桁の住民票コード、4桁の暗証番号、認証用鍵、輸送鍵しか、記録されていなかった。今後は、氏名、住所、生年月日、性別、顔写真、有効期限を署名データ化して、住基カードのICチップ内に記録し、本人確認の機能を強化する。
さらに、偽造防止用に住基カードの共通ロゴマークを用意。新規発行の全住基カード共通とし、通常のカードプリンタでは再現できない偽造防止措置を実施する。
現在、住基カードは、10月31日時点で約277万枚と、全世帯の2%程度に過ぎないが、「毎年、交付枚数が増えている(総務省 西浦氏)」状況で、2006年度から2007年度にかけて、発行枚数は2倍に伸びている。今後、官公庁のコスト削減目的などのために、さらなる普及拡大に向けた取り組みを強化していく。
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