- 2008/12/16 掲載
NEC、顔認識から広告配信まで1台で行うデジタルサイネージボード「eye flavor」を発売
eye flavorでは、顔認識技術を用いて、性別や年齢など顧客の属性を判定。それに合わせた広告コンテンツを電子ディスプレイに配信し、広告効果測定まで行う。
そのため、どう製品では大型液晶パネル、カメラ、広告コンテンツ配信、制御コントローラー、効果分析ソフトウェア・サーバ機能など必要なものすべてを1台に搭載している。そのため、搬送が容易で、環境に合わせた利用や検証を臨機応変で行うことができるという。
eye flavorは現在、開発段階で、商業施設「グランデュオ立川」で、その導入効果の実証実験を行っている。具体的には、「グランデュオ立川」の1階正面入口に「eye flavor」を21日間設置し、時間帯別・性別・年代別の広告コンテンツ視認者数や視認(滞留)時間、ディスプレイと視認者の距離などを元に広告効果を測定したという。この結果、従来は主にアンケート調査などで把握していた屋外広告の効果を、タイムリーかつ定量的・詳細に把握することができるようになった。
NECでは、今後3年間で500台の販売を目指す。
関連コンテンツ
PR
PR
PR