HDE、メールの添付ファイルを一括自動暗号化可能なソフト「HDE Secure Mail 3 for ZIP」を発表

　HDEは、ゲートウェイサーバとしてメールの添付ファイルを一括自動暗号化し、メールによる情報漏えいを防止するソフトウェアの最新バージョン「HDE Secure Mail 3 for ZIP」を12月10日より販売開始することを発表した。

　「HDE Secure Mail for ZIP」は、ゲートウェイサーバとして動作し、メールの添付ファイルをパスワード付きZIPファイル形式に一括自動変換するソフトウェアである。

　同製品は、ゲートウェイサーバとして動作するため、通過するすべてのメールの添付ファイルを漏れなく暗号化することができ、かつ、メールフィルタリングサーバによるメール監視や、アンチウィルスサーバによるウィルスチェックも可能。ZIP暗号化アルゴリズムを使用しているため、メール受信者は特別なツールを導入することなく復号することができる。複数の添付ファイルがあった場合に、1つのZIP暗号化ファイルにまとめるか、これまでどおり個々のZIP暗号化ファイルにするか、選択することが可能になった。ZIP暗号化したくないファイルの拡張子を登録することで、暗号化の対象から除外することも可能。

　Red Hat Enterprise Linux 5 for Intel x86／Intel EM64Tで正常に動作することが確認されている。

　価格は、100ユーザー105万円から。