米サン、6000人の大規模リストラ、BT、AMD、Yahoo!などIT関連企業続々と

　米サン・マイクロシステムズは14日（現地時間）、5000人～6000人の大規模リストラ策を実施する計画を明らかにした。全世界の従業員の15％～18％にあたる。

　サン・マイクロシステムズは、主力となるサーバー販売などが低迷しており、7-9月期で、16億7,700万ドルの赤字に転落。人員削減などで、年7億～8億ドルのコスト削減を見込むという。

　米サン以外にも、ブリティッシュテレコム（BT）が約1万人（全従業員の約6％程度）、米AMDも約600人（同約3％）、米Yahoo!が約1,500人（同約10％）、カナダのノーテルが約1,300人（同約4％）の人員削減策を発表しており、サブプライムローン問題の影響が直撃した金融業界から、徐々に余波が広がっているかたちとなっている。

　大手ニュースサイトのITproによれば、日本IBMも1000人規模のリストラ策を予定しているのだという。