- 2008/11/17 掲載
【国内PC市場調査 速報】シェアはNECがトップ、富士通、デルと続く
市場別では家庭市場向けPCが前年同期31.6%と大幅増となった。低価格ポータブルPCの家庭への浸透が数字を押し上げた。今後の同PCの動向について、「低価格ポータブルPCによる市場活性化は今後も継続する」とIDC Japan PCs シニアマーケットアナリスト浅野浩寿氏は話す。
ビジネス市場向けは、同比7.6%減となった。為替の変動、原油、原材料費の高騰など景気の先行き不透明感が強まり、IT予算凍結が響いた。
ベンダー別のシェアでは、トップがNECで19.2%、次いで富士通18%、デル12.8%、東芝10.4%、HP9.3%となった。前年同期比では、上位3社のNEC、富士通、デルがマイナス成長となった。主な要因として、中堅中小企業からの受注および出荷の減少が響いた。一方、東芝、HPは前年比で大幅増。円高による差益を販売価格に転嫁することで出荷を増やした。
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2008年第3四半期 国内PC出荷台数トップ5ベンダーシェアおよび前年同期成長率(速報値)
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