よしもとで1万5千件超の個人情報流出

　吉本興業（以下、よしもと）は12日、同社のグループ企業が保有する個人情報の一部がインターネット上に流出していたと発表した。

　よしもとによると、流出した個人情報の総数は1万5,836件。そのうち、メールアドレスを含むものが1万5,836件で、住所・氏名を含むものが1,907件、電話番号を含むものが11件だという。

　流出は、よしもとが利用しているサーバの1つで管理会社の移管を行う際にセキュリティに不備があったことが原因だという。移管は2008年4月から7月頃に実施しており、その際に流出したものとみられる。

　流出した情報の詳細な内容、ならびによしもとが情報を取得した時期などの詳細は現在調査中。情報の流出が判明した顧客には電子メールや手紙などで連絡、ならびに謝罪をするという。