ネットワンシステムズ、PCI DSS v1.2に準拠した支援サービス

　PCI DSSは、米国の大手カード会社が中心となって定めたセキュリティ実施規則。日本でもセキュリティ対策の具体的な実施手順が分かると言うことで急速に普及している。本サービスでは、PCI DSSの策定団体PCI SSCが10月1日にPCI DSSの改訂版であるv1.2を発表したことを受けて、同社の支援サービスをアップデートする。

　なお、v1.2の主な変更点は、適用範囲の明確化、要求事項の明確化、そして準拠に関するレポートへの記載事項の明確化など。v1.2は、現在PCI SSCのWebサイトにて英語版が公開されているが、ネットワンシステムズは、本サービスの開始に伴い、いち早く独自に翻訳を行った日本語版を公開している。日本語版は、現在「PCI SSCからの承認手続き中」だという。

　現行版v1.1は2008年12月末日をもって無効となり、2009年1月以降はv1.2への対応が必須になることから、新規にPCI DSS準拠を予定している企業、ならびに、既に準拠しており年に一度の更新が必要な企業に対して、同サービスを展開する。