関東自動車工業、ITインフラ統合によりコスト削減、業務効率向上に成功

　関東自動車工業は、2006年8月の本社移転に伴いITインフラの統合を検討、CTCはEMCジャパンと協業し、フィージビリティスタディ（FS）を実施した。その結果、サーバ仮想化を始めディザスタリカバリ、ILMなどの技術を用いることで、大規模なインフラ基盤の統合が実現可能だと判断した。

　同プロジェクトでは、VMwareの仮想化で約100台のサーバを集約、統合、そしてEMCのストレージを導入した。効果は、サーバやストレージの台数を最大で80%削減、既存システムを従来のまま更新使用する場合に比べ40%のコスト削減、業務効率の向上、災害時の早期復旧の実現などが挙げられる。