• 2008/10/14 掲載

JR九州が日本最大規模のマイグレーション、2万本のプログラムをオープン系へ

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
JR九州が2011年の九州新幹線全線開業および新博多駅ビル開業に向けて、2009年春に導入予定のICカード乗車券「SUGOCA(スゴカ)」などへ対応する。
 九州旅客鉄道(以下、JR九州)は、約2万本のプログラムが動作する大規模なメインフレーム系基幹システムをオープン系の新基幹システムにマイグレーションした。

 2011年の九州新幹線全線開業および新博多駅ビル開業に向けて、2009年春に導入予定のICカード乗車券「SUGOCA(スゴカ)」などへ対応する。

 経理、営業、および人事情報などの基幹システムについては、15年以上にわたりメインフレームを中心としたシステムを使用していたが、ハードウェアの維持コストや稼動するアプケーションソフトの制約などの課題があったという。

 今回のシステム刷新では、メインフレーム2台をNECのエンタープライズ向けサーバ「NX7700iシリーズ」をはじめとする16台のサーバに移行。これにより、運用管理費用やハードウェアの保守費用などのTCOを最大50%削減。また、従来比 約40%の省電力化と約90%の省スペース化も実現した。

 また、従来のメインフレーム系システム上で動作する業務アプリケーションを継承しつつ、オープン系システムに移行。業務アプリケーションの開発効率が向上するとともに、NetWorkerやA-AUTO、SVFといった他システムとの連携が容易になった。移行にあたっては、JR九州、JR九州システムソリューションズ、NECが共同で単体テスト/総合テストを実施。決算処理は2時間短縮されたという。

 また、NECのサービス実行基盤「WebOTX」を採用。ICカード乗車券「SUGOCA」を活用した新サービスとの連携も行えるSOA対応を行った。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます