NEC、愛知で「信金バックオフィスセンター」設立　2金庫の運用を開始

　NECは24日、愛知県で為替昼中業務システムとその運用業務を一括して請け負う「信金バックオフィスセンター」を設立し、愛知信用金庫と尾西信用金庫向けに「為替集中業務BPOサービス」を提供すると発表した。

　同サービスは、窓口での振込み、総合振込み、給与振込みなど膨大な人手作業を要する各種為替事務処理を、同センターにて専用オペレーターが行うというもの。各信用金庫は同サービス利用により、為替集中事務処理の合理化が進み、これにかかるシステム投資や人件費等のコストを大幅に削減できる。愛知信用金庫と尾西信用金庫は、為替事務にかかるコストの20～30%の削減を見込む。

　NECは今後3年間で、20金庫の受注を目指す。