- 2008/09/02 掲載
ブラザー工業、ビジネス向けにA3インクジェット複合機を投入
ラインナップは、スキャンやFAX送受信もA3サイズに対応した上位機「MFC-6490CN」(10月初旬発売)と、印刷機能以外はA4サイズまでの下位機「MFC-5890CN」(10月下旬発売)という構成で、前者はA3対応の複合機としては世界最小をうたう。両機種とも本体に3.3型のカラー液晶を搭載しているほか、デジタルカメラ等で撮影したメモリーカード内の画像データを取り込む「フォトメディアキャプチャー」機能も備える。
プリンタ部分の仕様も同一で、A4サイズの場合カラー最高28枚/分、モノクロ最高35枚/分。CMYK4色の大容量カートリッジセット(参考価格4,998円)などが共通の消耗品として用意される。PCとの接続はUSB2.0および10/100BASE-TX対応のLANだが、上位モデルはIEEE802.11b/g対応の無線LANモジュールも搭載ずみ。このほか、両モデルは記録紙トレイの給紙枚数にも違いがあり、上位機が400枚、下位機が150枚までとなっている。
価格はどちらもオープンだが、参考価格として、MFC-6490CNが54,980円、MFC-5890CNが39,980円と発表されている。同社では、これまで設置スペースの関係でA3複合機を導入できなかったSOHOや店舗、事務所などのスモールオフィス向けに拡販を図りたい考えだ。
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