- 2008/07/24 掲載
米VMware、ハイパーバイザ型仮想化ソフト「VMware ESXi」を無償化
本発表は、無償で提供されているマイクロソフトのハイパーバイザ型仮想化製品「Hyper-V」への対抗と見られる。マイクロソフトはHyper-VをWindows Server 2008に無償でバンドルし、OSとの親和性と価格でVMwareに攻勢をしかけていた。VMwareでは過去にもマイクロソフトの提供するアプリケーション型仮想化製品Virtual Serverの際に対抗で値下げ、無償化を実施しており、前CEOであるDiane Greene(ダイアン・グリーン)氏からの同一路線の踏襲と位置付けられる。
また、VMware ESXiは管理コンソールなどがないため、組み込みで利用されることが多い。現状、主力となっている上位版のVMware ESXは、統合管理製品VMware Infrastructure 3などに統合されて提供されており、VMware ESXiの無償化の影響は軽微なものにとどまるものとみられる。
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