NECとNECソフト、セキュリティ対策不備PCを社内ネットワークから隔離する「InfoCage PC検疫」を機能強化

　NECとNECソフトは、セキュリティ製品群「InfoCage」において、社内ネットワークに接続するパソコンを自動検疫するソフトを強化し「InfoCage PC検疫 V2.0」の名称で販売開始したことを発表した。

　「InfoCage PC検疫」は、企業のセキュリティポリシーを満たさないパソコンを社内ネットワークから隔離し、修正を行うソフト。同社は、PC・サーバ・ネットワーク・ファイルなどそれぞれのセキュリティ機能を相互にかつ自動的に連携させることでシステムのセキュリティを強化する「協調型セキュリティ」を提唱しているが、「InfoCage PC検疫」はこの「協調型セキュリティ」を実現する中核製品にあたる。

　新製品「InfoCage PC検疫 V2.0」では、自動診断機能や管理サーバの二重化対応、オンラインバックアップ機能などを新規に提供し、顧客企業のシステム運用に柔軟に対応できるようになっている。また、シンクライアント環境への対応、F5社製ネットワーク機器との連携が実現されている。

　提供価格は最小構成で96万6,000円から、出荷開始は8月1日からとなっている。